2026年10月前半の金・プラチナ価格。1g2万3千円台で推移した背景
2026年10月前半の国内金価格は、9月末の急落のあと1gあたり2万3千円台で推移しました。プラチナの動きや米長期金利・ドル高・原油価格などの背景、小売価格と買取価格の違いをわかりやすく解説します。
2026年9月の国内金価格は、8月下旬の高値から下落したあと1gあたり2万4千円前後で推移しました。米国の3年ぶりの利上げなど、価格を動かした背景と、手持ちの金製品を見直すときのポイントをわかりやすく解説します。
「最近、金の値段が下がったと聞いたけれど、実際どうなっているの?」「手元にある金のネックレスは、今どれくらいの価値があるのだろう」——そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
2026年の金価格は、年明けから春にかけて1gあたり3万円に迫る水準まで上昇したあと、上下を繰り返しながら推移してきました。9月は、8月下旬の高値から下がって始まり、月の半ばに米国で3年ぶりの利上げが決まるなど、動きの多い1か月となりました。
この記事では、2026年9月の国内金価格の動きと、その背景にある出来事を、はじめての方にもわかりやすく整理します。あわせて、お手持ちの金製品の価値を考えるときに知っておきたいポイントもご紹介します。
国内の金価格の目安としてよく参照されるのが、地金商の田中貴金属工業が毎営業日に公表している価格です。同社が公表している金の店頭小売価格(税込、1gあたり)を、8月下旬から9月末までの主な日付で並べると、次のようになります。
| 日付 | 店頭小売価格(税込・1gあたり) |
|---|---|
| 2026年8月25日 | 26,525円 |
| 2026年9月1日 | 25,366円 |
| 2026年9月15日 | 23,596円 |
| 2026年9月18日 | 24,239円 |
| 2026年9月25日 | 24,150円 |
(出典:田中貴金属工業「過去1ヶ月間 日次金価格」)
8月25日の26,525円から、9月15日には23,596円まで、およそ3週間で1gあたり3,000円近く下がりました。その後は持ち直し、9月25日時点では24,150円となっています。同じ日の店頭買取価格(税込、1gあたり)は23,793円でした。
なお、2026年は1月29日に29,815円、3月3日に29,969円(いずれも店頭小売価格・税込)をつけるなど、年の前半に1gあたり3万円に迫る場面がありました。9月の水準は、その時期と比べると落ち着いた位置にあるといえます。
9月の金価格に大きく影響したのが、米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)の金融政策です。FRBは2026年9月16日(日本時間17日)、政策金利を0.25ポイント引き上げ、3.75〜4.00%とすることを決めました。利上げは約3年ぶりです。報道によると、物価の上昇(インフレ)が想定より続いていることが理由とされています。米国の8月の消費者物価指数は、前年同月比で3.4%の上昇でした。
金は、持っているだけでは利息や配当を生みません。金利が上がると、預金や債券など利息がつく資産の魅力が相対的に高まるため、金を買う理由が弱まりやすくなります。また、米国の利上げはドル高につながりやすく、ドル建てで取引される金は、ドル以外の通貨を使う人にとって割高になります。
実際、海外の報道によると、利上げ発表の直後、ニューヨーク市場の金価格は約2.4%下落し、1トロイオンス(約31.1g)あたり4,247ドル台をつけました。
一方で、利上げは発表前から市場で予想されていたため、翌17日の金価格は比較的落ち着いた動きとなりました。9月17日時点のドル建ての金価格は、1年前と比べると約15%高い水準にあると報じられています。国内の価格が9月15日を底に持ち直したのも、こうした流れと重なります。
もうひとつの背景が、中東情勢の緊張です。報道によると、中東での紛争を受けて原油価格が1バレル100ドルを超える水準で推移しており、これが物価上昇の一因になっています。
中東情勢は、金価格に対して二つの方向から影響します。
このように、同じ出来事でも価格を押し下げる力と押し上げる力が同時に働くため、金価格の先行きを見通すのは簡単ではありません。
ニュースで見る金価格は、多くの場合ドル建て(1トロイオンスあたり何ドルか)で表されています。一方、私たちが目にする国内の金価格は円建て(1gあたり何円か)です。大まかには、次のような関係にあります。
国内の金価格 ≒ ドル建ての金価格 × ドル円の為替レート ÷ 31.1(g)+ 消費税や手数料など
つまり、国内の金価格は、ドル建ての金価格だけでなく為替の影響も受けます。
海外で金価格が下がったというニュースがあっても、同じ時期に円安が進んでいれば、国内の価格はそれほど下がらないこともあります。国内の価格を知りたいときは、国内の地金商が公表している円建ての価格を確認するのが確実です。
金価格の動きを知ったうえで、実際にお手持ちの金製品について考えるときは、次の点を押さえておくと安心です。
ここまで見てきたように、金価格はさまざまな要因で日々変動しており、この先上がるか下がるかを確実に予測することはできません。相場の動きは参考にしつつ、「使う予定がない」「整理したい」といったご自身の事情とあわせて考えることが大切です。
アクセサリーなどの金製品の価値は、主に金の純度(品位)と重さで決まります。純度は「K24」「K18」などの刻印で表され、K24は純金、K18は金の含有率が75%であることを示します。同じ重さでも、K18はK24より金の量が少ない分、価値も低くなります。刻印は、指輪の内側やネックレスの留め具の近くなどに入っていることが多いので、わからない場合はお気軽にお問い合わせください。
チェーンが切れたネックレスや、片方だけになったピアスでも、素材が金であれば金としての価値があります。「壊れているから」と処分してしまう前に、一度確認してみることをおすすめします。
金地金などを売却して利益が出た場合、税金の対象になることがあります。売却金額や保有期間などによって扱いが変わりますので、詳しくは税務署や税理士にご確認ください。
2026年9月の国内金価格は、8月下旬の1gあたり26,525円から9月15日には23,596円まで下がったあと、持ち直して9月25日時点で24,150円(いずれも田中貴金属工業の店頭小売価格・税込)となりました。背景には、米国の3年ぶりの利上げや、中東情勢によるエネルギー価格の上昇があります。
金価格は、海外の金利や物価、為替、国際情勢など、さまざまな要因が重なって動いています。相場の動きを知っておくことは、お手持ちの金製品の価値を考えるうえで役立ちます。
株式会社YGPDでは、ご自宅にお伺いして金・プラチナなどの貴金属を査定する出張買取を行っています。「どのくらいの価値があるのか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
参考情報
※本記事は、AIを活用して作成しています。掲載している相場・価格・制度などの情報は記事作成時点(2026年9月28日)のものです。実際の買取価格はお品物の状態や時期により異なり、金額を保証するものではありません。また、投資を勧誘するものではありません。