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2026年10月前半の金・プラチナ価格。1g2万3千円台で推移した背景

2026年10月前半の国内金価格は、9月末の急落のあと1gあたり2万3千円台で推移しました。プラチナの動きや米長期金利・ドル高・原油価格などの背景、小売価格と買取価格の違いをわかりやすく解説します。

「金の値段は最近どうなっているのだろう」「プラチナの指輪もあるけれど、金と同じように動いているの?」——相場のニュースを見て、そんな疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2026年9月の国内金価格は、米国の利上げなどを受けて下がったあと、月の後半にかけて持ち直していました。ところが9月末に再び大きく下がり、10月に入ってからは1gあたり2万3千円台で、上がったり下がったりを繰り返しています。

この記事では、2026年10月前半(10月14日まで)の国内の金・プラチナ価格の動きと、その背景にある出来事を整理します。あわせて、相場表を見るときに知っておきたい「小売価格」と「買取価格」の違いについてもご紹介します。

2026年10月前半の国内金価格の動き

国内の金価格の目安としてよく使われるのが、地金商の田中貴金属工業が土日・祝日を除く毎営業日の9時30分に公表している価格です。同社の公表価格(税込、1gあたり)を、9月下旬から10月14日までの主な日付で並べると、次のようになります。

日付 店頭小売価格(税込) 店頭買取価格(税込)
2026年9月25日 24,150円 23,793円
2026年9月28日 23,915円 23,558円
2026年9月29日 23,085円 22,729円
2026年10月1日 23,328円 22,972円
2026年10月7日 23,503円 23,147円
2026年10月8日 23,105円 22,748円
2026年10月14日 23,469円 23,113円

(出典:田中貴金属工業「過去1ヶ月間 日次金価格」)

9月29日には、店頭小売価格が前の営業日より830円下がり、23,085円となりました。その後は持ち直したものの、10月に入ってからの店頭小売価格は、もっとも低い10月8日の23,105円から、もっとも高い10月7日の23,503円までの範囲に収まっています。1日で400円ほど動く日もありますが、全体としては2万3千円台での小幅な動きが続いているといえます。

価格を動かした背景①:9月末の急落と原油価格

9月29日の国内価格の下落は、海外市場での金価格の大きな下落を受けたものです。為替証拠金取引会社のOANDA証券が公開している市況記事によると、9月28日のニューヨーク市場で金価格は1トロイオンス(約31.1g)あたり約170ドル(3.97%)下がり、4,114ドル台で取引を終えました。

記事では、その理由として次の2点が挙げられています。

  • 米国の長期金利の上昇:金は持っていても利息がつかないため、金利が上がると、利息がつく資産と比べた魅力が下がりやすくなります
  • 原油高による物価上昇(インフレ)への心配:物価が上がり続けると、米国でさらに利上げが行われるのではないかという見方が強まり、金が売られやすくなりました

前回の記事でもご紹介したとおり、米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は9月に約3年ぶりの利上げを決めています。「さらに利上げがあるかどうか」は、引き続き金価格を左右する大きな材料になっています。

価格を動かした背景②:米国の金利とドル高

10月に入ってからも、海外の金価格は米国の金利とドルの動きに左右されています。OANDA証券の市況記事によると、主な動きは次のとおりです。

  • 10月2日:米長期金利の上昇を受けて金価格は0.88%下落し、4,140ドル台で取引を終えました
  • 10月7日:ドルが他の通貨に対して買われたこと(ドル高)などを受けて1.26%下落し、4,111ドル台で取引を終えました

ドル高が金価格の重しになる理由

金は世界的にドル建てで取引されています。ドルが他の通貨に対して高くなると、ドル以外の通貨を使う人にとって金が割高になり、買われにくくなります。10月8日の国内価格が前の営業日より398円下がったのも、こうした海外の動きと重なっています。

金価格を支える材料もある

一方で、金価格を支える動きもあります。10月2日に発表された米国の雇用統計では、雇用者数や平均時給が市場の予想を下回りました。これを受けて「追加の利上げは急がれないのではないか」という見方が出ており、OANDA証券の記事では、次回の会合で金利が据え置かれるという予想が約8割になっていると紹介されています。利上げへの警戒が和らぐことは、金価格にとって支えになりやすい材料です。

米経済誌Fortuneによると、10月13日午前(米国東部時間)の金価格は1トロイオンスあたり4,182ドルで、1か月前の4,277ドルと比べると約2.2%低い水準でした。下げる材料と支える材料が入りまじり、方向感の出にくい状態が続いているといえます。

プラチナ価格の動きと金との違い

プラチナ(白金)の国内価格も見てみましょう。田中貴金属工業が公表しているプラチナの価格(税込、1gあたり)は、次のとおりです。

日付 店頭小売価格(税込) 店頭買取価格(税込)
2026年9月25日 10,073円 9,651円
2026年10月2日 9,857円 9,434円
2026年10月8日 9,306円 8,883円
2026年10月14日 9,494円 9,071円

(出典:田中貴金属工業「過去1ヶ月間 日次プラチナ価格」)

9月下旬には1gあたり1万円を超えていましたが、10月に入ると9千円台に下がり、10月8日には9,306円となりました。10月14日時点の店頭小売価格は、金が23,469円、プラチナが9,494円で、金はプラチナのおよそ2.5倍の価格です。

プラチナは、宝飾品のほかに自動車の排ガスをきれいにする部品などの工業用途でも多く使われています。そのため、金融や国際情勢の影響を受けやすい金とは、必ずしも同じ動きになるとは限りません。プラチナ製品をお持ちの方は、金とは別にプラチナの価格を見ることが大切です。

「小売価格」と「買取価格」の違い

相場表を見ると、同じ日でも「店頭小売価格」と「店頭買取価格」の2つが並んでいます。小売価格はお店が金を売るときの価格、買取価格はお店が金を買い取るときの価格です。

田中貴金属工業の10月14日の公表価格では、金の小売価格と買取価格の差は1gあたり356円、プラチナでは423円でした。ニュースなどで「金価格」として紹介されるのは小売価格であることが多いため、手持ちの金を売るときの目安を知りたい場合は、買取価格のほうを見るのが基本です。

製品の価値は「純度」と「重さ」で変わる

相場表の価格は、純度の高い地金(インゴット)1gあたりの価格です。ネックレスや指輪などの製品は、「K18」(金の含有率75%)や「Pt900」(プラチナの含有率90%)のように純度がさまざまで、同じ重さでも含まれる金・プラチナの量が違います。また、地金商の公表価格には、別途かかる手数料が含まれていない点にも注意が必要です。

刻印は指輪の内側や留め具の近くなどに入っていることが多いのですが、小さくて読みにくいこともあります。判断が難しいときは、お気軽にご相談ください。

相場の動きだけで判断しない

金やプラチナの価格は、海外の金利や為替、原油価格などさまざまな要因で日々動いており、この先の動きを確実に予測することはできません。相場の動きは参考にしつつ、「使う予定がない」「整理したい」といったご自身の事情とあわせて考えることが大切です。なお、金地金などを売却して利益が出た場合は税金の対象になることがあります。詳しくは税務署や税理士にご確認ください。

まとめ

2026年10月前半の国内金価格は、9月29日の急落のあと、1gあたり2万3千円台で推移しました。10月14日時点の店頭小売価格は23,469円、店頭買取価格は23,113円です。プラチナは9月下旬の1万円台から下がり、同じ日の店頭小売価格は9,494円でした(いずれも田中貴金属工業の公表価格・税込)。

背景には、米国の長期金利の上昇やドル高、原油高による物価上昇への心配がある一方で、米国の雇用統計を受けて追加の利上げへの警戒が和らぐ動きもあり、方向感の出にくい状態が続いています。

株式会社YGPDでは、ご自宅にお伺いして金・プラチナなどの貴金属を査定する出張買取を行っています。「手持ちの品にどのくらいの価値があるのか知りたい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

※本記事は、AIを活用して作成しています。掲載している相場・価格・制度などの情報は記事作成時点(2026年10月15日)のものです。実際の買取価格はお品物の状態や時期により異なり、金額を保証するものではありません。また、投資を勧誘するものではありません。